自然と響きあう12の型
音の所作では、自然の姿を映した18の型を通して、身体を育んでいきます。
蕾がゆっくりとひらくように。雫が静かに落ちるように。
風がやさしく吹き抜けるように。月光が静かに満ちるように。
自然は、決して無理をすることなく、それぞれのリズムで美しく調和しています。
その姿に学び、身体を動かしていくことで、呼吸や重心、全身のつながりが整い、身体は本来のしなやかさを思い出します。
それぞれが異なる身体感覚で、型を通して自然と響きあう心地よさを体感しながら、余白のある佇まいとしなやかで凛とした立ち居振る舞いを育てていきます。

雫ーshizuku

蕾ーtsubomi

夕波ーyunami

月光ーgekkou
身体のもつ本来の力を引き出す3つのステップ
ープログラムの流れー

step1

静の型
「静」の型を通して、呼吸・軸・重心のバランスを整えます。
身体の感覚に意識を向けながら、余分な力を手放し、安定した身体の土台をつくります。

step2

動の型
「動」の型を通して、身体のつながりと自然な動きを引き出します。
身体の感覚を繊細に感じ取りながら、呼吸と動きを重ね、しなやかに動くための身体感覚を深めていきます。

step3

「静」と「動」の型
「静」と「動」の型を組み合わせながら、自然で美しい、流れるような所作、佇まいを育みます。
感性と身体感覚を結び、自分らしい表現へとつなげていきます。
学び続けられる環境があります
プログラム修了後も、継続して学びを深めたい方のために、オンラインサロンをご用意しています。
季節の型や新しい型に触れながら、自然と響きあう身体と美しい所作を、日々の暮らしの中でさらに深めていきます。
受講生同士の交流会や、日本文化に親しむ小さな講座なども開催し、所作や表現を楽しみながら、学びを深めていける場をつくっていきます。

音の所作が生まれた背景
私がこのプログラムを作った原点には、ある大切な体験があります。それは、日々のことに追われ、創作活動に行き詰まっていた時のことです。
窓の外へ目を向けると悠々と流れる雲が目に入りました。私は気分転換に静かな音楽を流して、しばらくその雲を眺めてみることにしました。
流れる雲の動きは、音楽の響きと絶妙に重なり合って、気持ちよく、いつの間にか私の身体は、そのゆっくりとした流れに合わせるように自然に揺れていました。
時間も忘れ、忙しかった頭の中は空になり、身体のこわばりはすっかりほどけていました。
すると不思議なことに、胸の奥からは、ふつふつと新たな発想や表現が湧いてきて、私は再び創作に向き合うことができたのです。
生まれてから約半世紀を、東北の自然の中で過ごしてきた私は、いつも自然に癒され、励まされていたように思います。それが当たり前の日常でした。
ですが、上京し、都会で暮らしているうちに、自分自身で立つこと、自分を肯定すること、自分で在ることに、いつの間にか必死になっていました。
私は、自然の中で暮らしていたあの頃の感覚をすっかり忘れていました。自然はいつだって私の近くにあったのに、その頃の私には感じられていなかったのだと思うのです。
このことに気がついたとき、私の全身に電撃が走りました。雲の流れに身をゆだねたときのあの安心感。これが私の原点だと気が付いたのです。
それは、「これからもここで生きていける」と思えた瞬間でもありました。
自然には、私たちを本来の状態へと導いてくれる凄い力があります。なぜなら私たちもまた、自然の一部だからです。だから共鳴しあうのだと思うのです。
心も身体も、本来の自分に戻ること。
その大切さを、この感覚を通して伝えたい。そう強く思いました。

振り返ってみると、私がこれまで日本舞踊の中で大切にしてきた「感じて表現する」ということも、自然との関わりと深くつながっていたのだと気づきました。
日本舞踊には、ぶれない身体の軸や美しい所作、感性を育むことなど、素晴らしいたくさんの学びがあります。
だからこそ、美しい立ち居振る舞いや、感じたことを身体で表現することなど、舞踊の中で培われてきたものを、日常の中で生かしていただけるプログラムをつくりたい。そう考えるようになりました。
音の所作は、自然の中で本来の自分に還った私自身の体験と、日本舞踊を通して培ってきた身体表現の知恵から生まれました。
自然の豊かさを感じながら、感性をひらき、身体の感覚を深め、自分らしい美しさを育てていく。
そんな時間を、日々の暮らしの中に取り入れていただけたら幸いです。


Sona Lumière に込めた想い
「Sona Lumiere」という名前には、音の所作が大切にしている想いを込めています。
Sonaは、Sound(音)とNature(自然)の頭文字を繋いでいます。
Lumiereは、フランス語で「光」を意味します。
自然のリズムに耳を澄ませ、音楽に身をゆだねるとき、
私たちの身体は本来の心地よさを思い出し、眠っていた感性が少しずつひらかれていきます。
そして、その積み重ねは、内側にある美しさを静かに育み、その人本来の輝きへとつながっていきます。
一人ひとりが自然と響きあい、自分の内側にある美しさや可能性を大切に育んでいけること。
それが、「音の所作 ~Sona Lumiere®」に込めた願いです。
